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アマチュア無線　etc

世界に一つの　コールサイン　　　　　（文：　JN4OLN)

　　　　ＪＯＡＫ　は、　NHKラジオ（東京）です。私のコールサインはJN４ＯＬＮ　世界に一つしかない、無線局の名前です。
　　　　コールサインは、　国や地域などが識別できるように、世界で割り当てがあります。　

　　　　Ｊ　が日本、次の数字が地域を示します。
　　　　　　１　（関東）　　　　　２　（東海）
　　　　　　３　（近畿）　　　　　４　（中国）
　　　　　　５　（四国）　　　　　６　（九州・沖縄）
　　　　　　７　（東北）　　　　　８　（北海道）
　　　　　　９　（北陸）　　　　　０　（信越）
　　　　　（最近は、８Ｊ・７Ｊ・７Ｄ　なども、日本に割り当てられています）

　　　　　電波を出している時は、自分が何者なのか、常に明らかにしておかねばならず、”ショッチュウ”コールサインを叫ぶことになります。
　　　　　コールサインは、Ａ～Ｚの順番に交付されますので、大体いつ頃交付された局かも、解るのです。

アマチュアでも、国から免許された”無線局”

　　　　電波法では、無線機の性能以外にも、きびしく規定があります。
　　　　チョット以外に思われるでしょうが・・・・・・
　　　　時計・交信記録簿・温度計・周波数測定器（現在は無線機の表示部が正確な測定器になっている）
　　　　無線局免許証・無線従事者免許証・電波法令・・・・が義務付けられています。
　　その他
　　　　地図や世界時計もあると便利です。
　　　　車や船、飛行機で移動しながら運用する場合も、この事は緩和されませんので、せめて免許証は持っていないと、
　　　　違法局として取り締まりの対象となり、痛い目に会うことになります。
　　　　違法局の場合は、その場で無線機器を証拠品として没収されてしまう・・・・そうです。

アマチュア無線の　「功」　と　「罪」

　　「　罪　」
　　　　　　一般には、妨害電波・・・等で　「罪」　の方が広く知られています。当局の場合も・・・いろいろ・・・ありました・・・・
　　　　　　やはり電波妨害です。
　　　（１）浦和のアパートで開局当時、１００ｍ離れた大家さんのTVに無線が混入、ＴＶから私の声が聞こえるんです・・・と。
　　　　　コンソールタイプの大きなＴＶで、スピーカの配線が長く、この配線に電波が同調していました。
　　　　　幸い、ＴＶをイジクラせていただけましたので、コンデンサーを入れて解決しました。
　　　（２）同じアパートで、台風のときアンテナが倒れて、屋根瓦を直撃。
　　　　アンテナは意外と軽いんですが、大きいので見た目は大変な状況。後日、大家さんに瓦を点検してもらったら、瓦の破損も無く
　　　　　胸をなでおろしました。
　　　（３）ステレオや、ラジカセや、エレクトーンには妨害が入りやすく・・・・お手上げとなるケースもあります。
　　　　　オーデオマニアのステレオなどは、手出しできませんので・・・・　
　　　　　こんなに苦労して、迷惑かけて、お金をかけて、・・・・いったいなにになるんでしょう・・・・

　「　功　」

　　　　一般には、災害時の通信がよく知られています。　　　　が・・・実際には、経験者は少ないでしょう。
　　　　　・・・実は・・・一般には知られていない大きな「功」が有るんです。
　　　　ハムは、業務無線と違って、多数の多種類の局がいろいろな周波数やいろいろな形式の電波を使って、いろいろな時間に
　　　　通信をしています。　　そこで・・・異様な電波現象に遭遇する機会も多いんです。

　　　　ある時、ある周波数で、考えられないくらい、強力に電波が届くことが有ったり・・・・です。
　　　　電波の伝わり方も含めて、地球の自然現象は、まだまだ新しい発見をさせてくれる分野・・・なのです。
　　　　全世界的に行われる「地球観測年」でも、電波伝播の観測は一つの大きな柱となっています。

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